![](https://sabakan-blog.com/wp-content/uploads/2024/02/4.2.png)
資格学校は合格への「最短距離」を知ってます。
何度も聞くフレーズは合格への鍵とも言える。
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実際に役に立ったのか?
感想を交えながら紹介します。
▼動画での解説はコチラ
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1.法規と構造が得点源
これは100万回言われますね。
なぜ法規と構造が得点源なのかと言うと、
他の科目と比べて配点が大きいからです。
総得点の48%を占めます。
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48%って、ほぼ半分!
この2科目を頑張れば合格に近づく。
これに関しては、数字通りなので正しいです。
自分事で恐縮ですが、ほくは学科試験本番で法規9割取れたのが
めちゃくちゃ大きかったです。
他の科目はボロボロでしたが、何とか合格できました。
「法規に助けられた」という感じです。
得点源になる、というのは疑いようがありませんが
じゃぁ勉強がんばろう!とはならないのが現実です。
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だって法規と構造って難しい…
理解するのが大変な上に、なかなか点が伸びません。
きっと「苦手科目は何ですか」と聞かれたら
法規か構造、どちらかを答える人が多いと思います。
(ぼくは、ぶっちぎりで構造が苦手です)
ヤング係数とか水セメント比とか、
日常業務では扱わないからめちゃくちゃ難しい。
法規と構造の攻略法
この2科目を伸ばすには、時間をかけて勉強するしかありません。
他の科目とは違い、暗記でだけは攻略できないので
過去問を解きまくるのが最短ルートです。
法規:法令集を引いて答えを探す練習を繰り返す
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やること自体はシンプルです。
実際に手を動かして答えを導いてください。
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力学の計算問題は苦手な人も多いと思いますが
数学的なセンスは不要です。
解き方・手順を覚えれば攻略できます。
注意点としては、単に解答を眺めるだけだと
何となく覚えた気になってしまうので
「白紙に書いてみる」のが一番いいです。
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メモ用紙とか捨て紙の裏とか、何でもいいので
解答を見ずに自力で書く練習を繰り返してください。
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法規も同じく、ひたすら練習です。
法令集をくり返し引いて慣れましょう。
以前のぼくみたいに
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頑張って探せば何とかなるやろ
という甘い考えはNGです。
法規は時間との勝負。
ぶっつけ本番だと絶対に時間が足りなくなるので
高速で引けるまで練習をくり返すのが必須です。
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何度も法令集を引くとか
気が重いな…
ほんと時間がかかって大変ですが
全ての受験生が同じなので安心してください
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感覚的には
試験1ヶ月前からようやく点が伸びます。
地道に積み重ねていくのが大事です。
ここを頑張れば、必ず大きな得点源になります。
2.標準問題を攻略せよ
とも言われます。
これは
落としちゃダメですよ。
という意味です。
これも、聞いたことある人が多いと思います。
具体的に言うと学科試験では
半数以上が正解できる問題が毎年7~8割は出題されています。
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7~8割って、けっこう多いですよね。
この標準問題に正解するのが大事、という意味です。
理論上は、標準問題すべてに正解できれば90点代を取れます。
ちょっと強引な考えですが、これも数字通りなので疑いようが無い。
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標準問題は全問正解する!
っていう気持ちで勉強していました。
ただ、実際にはそう簡単にはいきません。
一級建築士は覚える範囲が広いので
3つ覚えたら2つ忘れるということの繰り返しです。
標準問題の攻略法
標準問題の攻略には2つポイントがあります。
2.満足しない
まずは量をこなす。
単純ですけど合格への必須条件です。
広い範囲を覚えるためには、勉強した内容を長期記憶に残す必要があります。
そのために、くり返し問題を解いて覚えていきます。
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よく「何年分、過去問をやれば合格できるか」という質問を見かけますが
この答えは「覚えるまで」です。
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いや、シンプルやな
人それぞれ能力とか環境って違うので、合格するまでの明確な基準ってありません。
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自分が覚えられるまで勉強するのが正解です。
他人の意見は気にせず、自分のことに集中した方が良い。
また、問題を解くことに満足しないことも重要です。
学科試験の問題は、丸暗記だと合格できないように作られます。
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もし、〇か×か分からない選択肢があったら
「解説を見て理解する」ことを意識しましょう。
みなさんも、きっと経験あると思うんですけど
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問題集はスラスラ解けるのに
模試になると全然解けない…
ということ、ないでしょうか。
この原因は「問題集を解くことに満足している」ことです。
問題の並びとか、正解の選択肢だけを覚えてしまっている状態です。
この落とし穴に注意して、勉強を進めていきましょう。
失敗談
偉そうに語っていますが、ぼくは良く失敗してました。
日建学院で「標準問題を攻略せよ」と言われて
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ふーん、よく出る問題を
やっとけば良いんか
と、何も考えずに問題集の反復だけやってました。
そしたらですね、模試でぜんぜん点が取れないんですよね。
完全に理解不足です。
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メモが残ってたんですけど、1ヶ月前の模試でコレです。
法規と施工がヤバい。
ただただ過去問を解いていると、こうなります。
いま思うと、問題を解くだけでなく
きちんと理解しとけば良かったな~なんて思います。
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みなさんはこうならないように
問題集を解くときは理解もセットで進めてください。
3.毎回出席すれば合格
とも言われます。
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なんか暑苦しいな…
でも、だいたい合ってます。
合格するためには講義に毎回出席するのが大事です。
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忙しい中
頑張って講義に出るってスゴイ
:スケジュールを調整しないといけない
:仕事や課題を早く済ませないといけない
:そもそも、モチベーションが必要
資格学校に通い続ける人はパーフェクトヒューマン。
他の受験生に大きな差をつけられます。
94.1%が合格
これスゴイですよ。総合資格のデータによると…
講義に8割以上出席して宿題を8割以上提出した人は
なんと94.1%が学科試験に合格したそうです。
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94%って凄まじいですよね
ほぼ全員が受かってます。
まぁこういう人たちは講義以外にも家で勉強を頑張ってるんだと思いますが、出席率と合格率の関係としてはとても参考になるデータです。
つまるところ「毎回出席すれば合格できる」というフレーズは「うちの学校なら合格できます!」という意味ではなく「継続的に通ってコツコツ勉強する人は合格できる」という意味です。
資格学校に通っている人は「とにかく学校へ通い続ける」というのを1つの目標にしても良いですね。
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ぼくは、よっぽどのことが無い限り
講義には出席していました。
他の受験生に囲まれるとやる気も湧いてくるので、資格学校はモチベーション管理の手段としても利用できます。
4.くり返し学習
というフレーズもよく聞きます。
要は「くり返し学習が重要」という意味です。
これは日建学院だけかも知れませんが。
もう、教室にポスターが貼ってあるぐらい推してます。
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すごい熱い
長期記憶の定着には、やはり反復学習が重要です。
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いや反復が大事なのは
もう分かったから…
という声が聞こえてきたので、最後にこれだけ紹介させてください。
日本人は勉強しない
日本では「勉強しない大人」が多くなってきました。
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いま勉強を頑張っているあなたは
めちゃくちゃすごいです。
経済協力開発機構の調査によると、先進国の中で日本は「生涯学習率」が最下位だったそうです。
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生涯学習率ってなに?
これは「勉強する大人がどれぐらいいるのか」という研究で、
日本では30歳以上で勉強している人の割合が1.6%だったそうです。
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1.6%って低いな
100人のうち1~2人しか勉強してません。
義務教育が終わると、勉強を辞めちゃう人が多いみたいですね。
まぁ当然、建築士を目指す人はもっと勉強してると思いますが
大半の日本人は大人になると勉強しない、という事実。
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モチベーションが下がった時に
思い出してみてください。
少しだけ気持ちが軽くなると思います。
まとめ
2.標準問題を攻略せよ
3.毎回出席すれば合格
4.くり返し学習
ぼくは日建学院に1年間通っていました。
なかなか点が伸びない時期なんかに「法規と構造を頑張れ」なんて言われると
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うるせぇ!今やってんだよ!
とか思ってました。
その時はムカついてましたけど、いま思えば言われてること自体は正しいですね。
コツコツ勉強を続ければ必ず点は伸びるので、
たとえ苦しい時期が来ても諦めずに頑張ってください。
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