年収アップの方法を知りたい
こんな方にオススメです。
この記事は建築業界で3度の転職を経験した一級建築士が体験談を交えつつ書いています
少しでも参考になれば嬉しいです。
昇進する
まずはこれ。
社内での昇進は年収を上げる一般的な方法です。平社員と役職者では給料に差があるのはもちろん、ボーナス額も変わってきます。
これは当然の話ですが転職が当たり前になった昨今では1つの会社に勤続すること自体が少数派。「今の会社に特に不満は無い」「先輩ぐらいの給料が欲しい」と言う方には昇進は有効です。
昇進するためには仕事で実績を上げる以外にも長く勤続することや資格の取得も考えられます。この辺は会社によって条件が違うので昇進を狙う場合は会社のルールを確認しておきましょう。
資格を取る
資格は自分の実績をアピールする有効な手段です。資格手当を貰えるので手っ取り早く給料UPを狙えます。
二級建築士
一級施工管理技士
宅地建物取引士
インテリアコーディネーター
仕事をしながら資格を取るのは超ハードですが、その分の見返りが得られます。資格手当の制度がある会社なら、年収アップの有効な手段です。
また一級建築士は汎用性の高い資格なので、後述の「スキルアップ」や「転職」にもつながります。資格を取ることで連鎖的に年収アップが期待できます。
スキルを磨く
仕事で必要なスキルを磨けば年収アップにつながります。
資格取得に近い方法ですがスキルの場合は専門知識だけでは無くコミュニケーション能力やマネジメント能力も含まれます。例えば意匠設計をやっていると「図面を書くスキル」が大事ですが、それ以外にも求められるスキルがあります。
図面を納品するまでの行程管理
社内での会議日程を調整する
これらを”そつなく”こなすことで、どんな会社からも求められる人材となれます。
「ちょっと自分にはハードルが高い…」と尻込みしそうですが、誰しも初めから高い能力を持っているわけでは無いので安心してください。日々の仕事をしていくなかで改善しながら高めていくものです。
大企業に勤める
中小企業よりも大企業の方が売上げが安定しており待遇が良い傾向にあります。
厚生労働省「令和4年賃金構造基本統計調査」
同じ仕事内容でも中小企業から大企業に転職することで年収アップを見込めます。これは皆さん何となく分かっていると思いますが改めて数字で見ると給料額の差に驚きますよね。最大(59歳)で13.3万円の差がついておりバカになりません。一方、若手(29歳)は2.8万円の差なので40~50代に比べると差は小さいです。
これは個人的な意見ですが若いうちは小回りの効く中小企業で経験を積み、その後大企業に転職するといったキャリア設計が安定するように思えます。中小企業では個人の仕事量が多いので負担が大きく勤務時間も不安定ですが、その分主体的にスキルや経験を積むことができます。
実際に手を動かした人じゃないと得られない物は大きい。
その経験を活かして業績の良い会社に転職できれば自分のスキルを高く評価されて相応の年収をもらえるでしょう。
残業する
個人的には残業は大キライですが、年収を上げるための選択肢になり得ます。勤務時間を超えて労働することで残業時間をゲットできる。プライベートの時間が減るというのはシンプルに嫌ですが手っ取り早く収入を上げられます。
もちろん残業代が出ないという会社は論外。みなし残業という制度もあるので誰にでも該当する方法ではありません。会社によって制度が異なるので給料規則は要チェックです。
繰り返しますが、ぼくは仕事よりも家にいる時間が大好きな人間なので残業を推奨していません。プライベート時間より収入が大事!という方にとっては「残業代で稼ぐ」という選択肢も有効です。
転職する
現代のスタンダード。マイナビの調査では転職経験者の割合が年々増加しています。
きっと、あなたの周りにも転職経験者が数人思い浮かぶはずです。
ぼくは3回転職してきたので年収や環境を変える有効性は身をもって実感しました。
今の職場が不満な方に全力でオススメできますが、1つだけ注意点があります。それは「今より良いから」という理由だけでイマイチな求人に飛びつかないということ。建築業界は慢性的な人不足なので割とヤバい会社が求人を出していることが多いです。
ぼくは1回目の転職で適当なエージェントに当たってしまい、ブラック企業に転職しました。
経費や残業代が出ない…
社長の機嫌を損ねると歩合カット…
これは本当にきつかった…。1年半で辞めて次の会社に転職しました。
転職は自分の可能性を広げる素晴らしい方法ですが同時に凄まじいエネルギーを使うので会社選びだけは本当、慎重にやってください。
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まとめ
建築業界で年収を上げるコツ
資格を取る
スキルを磨く
大企業に勤める
残業する
転職する
少しでも参考になれば幸いです。
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