【一級建築士】本番で使える!エスキスのコツ5選【製図試験】

エスキスがまとまらん…

こんな方にオススメの記事です。

 

 

製図対策を頑張っていると「エスキスは製図の肝だ…!」と全受験生が感じると思います。

ぼくもその一人でした。

ですが、始めたての頃はエスキスが苦手で

プランが全然まとまらん…

と、悩んでいました。

 

日建学院では毎週C評価しか取れず、他の受験生に置いて行かれる絶望感。

解答プランを見ても「どうやってこれ思いつくんや…」と悶々としていたのを覚えています。

 

 

合格できるかめちゃくちゃ不安でしたが、上手い人のプランを参考にしたり試行錯誤を重ねた結果、最終的には一発合格を勝ち取ることができました。

エスキスで悩んでいる人って多いと思うので、ぼくが実際に使えると感じた「エスキスをまとめるコツ」を紹介します。

これから製図試験に挑戦する人に、少しでも参考になれば嬉しいです。

 

動画での解説はコチラ

【一級建築士】本番で使える!エスキスのコツ5選【製図試験】
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何パターンも考える

エスキスをまとめるには何パターンも考えた方が良いです。

試行回数を稼げばゴールに近付く。

「多分これボツだろうな」と思うプランでも良いので書き出しましょう。

 

 

1マス1スパンのチビコマなら早くたくさん書けます。

解答用紙をあまり消費しないので1度書いたプランは消さずに残しましょう。

 

大空間から始める

多目的ホールなど目玉になる室は2、3スパンぶち抜くことが多いので初めに考えます。

大空間だとエスキスへの影響がデカいです。

また日当りや向きといった付加条件が付く場合が多いので、後回しにすると大変です。

条件が多いと、逆に大まかな位置を絞りやすい。

「日当たりに配慮する」 → 南側…?
「吹抜けを設ける」   → 四隅…?

大空間の後に小さい部屋を考える、という順番にすれば手が止まらずにエスキスを進められます。

 

廊下はストレート

廊下はストレートが基本です。

廊下がガタついてると部屋を納めにくい。

エスキスが上手い人を見てみると廊下はキレイなI型かL型でまとまっていました。

パッと見の印象が良くなるし、廊下を先に通した方が部屋を配置しやすくなります。

 

また廊下は避難経路の役割もあるので、ストレートに通っていた方がプラン全体の印象も良くなります。

 

スパンの再検討

エスキスがまとまらない時はスパンが悪いかも知れません。

1度戻って再検討しましょう。

例えば50㎡や100㎡が多いからと言って7m×7mスパンにこだわるのは危険です。

試験元の罠かも知れません。

 

他のスパンを再検討するだけで解決することもあります。

 

課題文の再確認

どうしてもエスキスがまとまらない時は課題文の勘違いに要注意です。

誤った解釈は自分の首を締めます。

屋外テラス → 南側以外ありえない!
パントリー → 絶対レストランの横!

もし課題文で指定されていないなら配置する場所は自由です。

あれ全然納まらん…

と迷宮入りしてきたら課題文を再確認しましょう。

解決策が見つかるかも知れません。

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おまけ

製図試験を通しての感想ですが「エスキスは無難が一番」です。

課題文の要求を満たして法に適合すればOK。

そこに独創性真新しさは不要です。

 

始めたての頃は「思いもよらない複雑なプラン」が正解になると思い込んでいましたが、全然そんなことはありませんでした。

上手い人ほど、シンプル

複雑な形は極力避けて、スッキリしたプランを目指しましょう。

 

まとめ

エスキスのコツ5選

何パターンも考える
大空間から始める
廊下はストレート
スパンの再検討
課題文の再確認

少しでも参考になれば嬉しいです。

 

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