早く書くコツを知りたい。
こんな方に向けた記事です。
この記事は2020年の製図試験に
一発合格した筆者が書いています
作図スピードを上げる方法
図面表現を覚える
まずはこれ。
作図練習を始めたばかりの頃は
何から書いたらいいか分からないので
手が止まってしまいます。
逆に、図面表現を覚えれば
作図スピードが上がります。
料理と同じで、レシピを知っていれば
手が止まらないですよね。
…それと同じです!(伝わってくれ)
できるだけ早い段階で
図面表現を覚えていきましょう。
- 階段の踏面の表現
- トイレのサイズ感
- EVの寸法
- 家具のレイアウト
図面表現の引出しが増えれば
エスキスにも役立ちます。
例えば、階段の納め方を2パターン
知っていれば主要な部屋の配置を
考えやすくなります。
資格学校では色々な課題が出るので、
階段やトイレの配置などの図面表現は
何パターンもトレースしましょう。
「手で覚える」のが最も効果的です。
ぼくは5mm方眼用紙を持ち歩いて
会社の昼休みなんかにトレースをしていました。
フリーハンドで書く
作図スピードを早めるには
フリーハンドが最適です!
ぼくは最終的に2時間30分で
書けるようになりました。
フリーハンドのメリットはこちら。
- 線を書くスピードが早い
- 定規を持つ時間が省ける
- 線の強弱をつけやすい
- どこでも作図練習できる
とにかく早く書けるという
メリットが大きいです。
慣れてくればフリーハンドでも
きれいな図面が書けますよ。
逆にデメリットはこんな感じです。
- 手が疲れる
- 長い線には向かない
- 慣れるまでは線がガタガタ
通り芯や寸法線などの長い線は
定規で書いた方がキレイで早いです。
この辺は決まりはないので、
自分にあった方法がベストです。
ちなみに、日建学院では製図板さえ持たない
フリーハンドの猛者がいました。
( ゚д゚ )
道具を減らす
単純ですが、効果は大きいです。
「道具を選ぶ時間」を最小限にできるので
作図のスピードアップになります。
シャーペンや定規は最小限にして
作図に集中できるようにしましょう。
オススメの製図道具については
コチラの記事もどうぞ♪
試験会場では道具をたくさん持っている
受験生もいますが、気にしないでください。
持ち替える時間がもったいないだけです。
図面の質にこだわらない
ちょっとした意識で作図は早くなります。
文字がキレイなら見栄えは良くなるので
細かい部分は気にせずに進めましょう。
- 壁の包絡は気にしない
- 下書き線は消さない
- 寸法の点は○ではなく/
作図時間を短縮できれば
エスキスや記述に時間を使えるので
他の受験生より対応力が上がります。
通り芯は3回チェックする
エスキス通りに作図しないと
大幅なタイムロスになります。
通り芯の位置が合っているか
3回チェックしましょう。
ぼくは模擬試験で通り芯を間違えて
未完になったことがあります。
途中でミスに気づき
絶望しながら書き直しました。
あの気持ちは忘れたいです。笑
早く作図を進めたい気持ちもあると思いますが
「急がば回れ」でしっかり確認した方が良いです。
問題文を細かくマーキングする
問題文のマーキングはめちゃくちゃ重要です。
設計条件を見逃すと大減点になるので
大事な箇所は細かくマーキングしましょう。
細かくマーキングをすれば見つけやすくなり
作図中や完図後の見直しがスムーズです。
おまけ:パーツトレースが最強
色々と話しましたが、作図の練習ならパーツトレースが最強です。
ぜひ、5mm方眼用紙を持ち歩いて空き時間に手を動かしてください。
学科試験から製図試験まで3ヶ月しかありません。
とにかく実践を重ねて他の受験生に差をつけましょう。
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