【 一級建築士 製図試験 】ストレート合格できた!オススメの製図道具~作図スピードUPのコツも紹介~

  • 「これから製図道具を揃えたい」
  • 「合格できる道具を知りたい」
  • 「不要なものは買いたくない!」

 

このような方にオススメです。

 

 

製図初心者にとって

どんな道具から揃えたらいいか

始めは分からないでよね。

 

ぼくは日○学院で製図道具セットを

買いましたが、一回も使わないものが

多かったです( ´Д`)

 

とりあえず色々と集めましたが

作図をスピードアップしようとすると

最小限の道具に落ち着くんですよね。

 

 

この記事では、製図試験(R2年度)を

ストレート合格した筆者が、合格するために

厳選した製図道具をご紹介します!

 

 

作図スピードを上げるコツはコチラ↓

【一級建築士】作図スピードを上げる6つのコツ【製図試験】
この記事では、2020年に一級建築士製図試験に合格したぼくが作図スピードを上げるコツをご紹介します!

 

製図道具は最小限に

 

時間内に図面を完成させるためにも

作図スピードUPが重要です。

 

作図が早ければ

エスキスや記述に時間を使えるので

難しい課題にも対応できます。

 

作図スピードを上げるためには

色々なコツがありますが

「道具を最小限にする」ことが

最もシンプルで効果的です。

 

製図初心者にとっては

道具が多い方が安心できると思いますが

ぼくの体験ではメリットは少なかったです

 

道具を持ち替えたり選ぶ時間って

けっこう時間のロスなんですよね

 

例えば蛍光ペンで問題文をマーキングするなら

4色よりも2色の方が早いです。

 

当たり前のことなんですが、意味なく

道具を多く持っている人が多いんですよね。

 

ぼくの周りには、大きなペンケース

大量のペンを詰めている人がいました。

 

始めから道具を減らすのは難しいと思うので

作図を練習していく中で

少しずつ厳選していけばOKです!

 

実際に使った製図道具

 

平行定規

製図試験の相棒です。

 

初体験な人も多いと思いますが

すぐ慣れるので安心してください。

 

平行定規は資格学校へ持ち運んだり

ケースから何回も出し入れするので

できるだけ軽いものを選びましょう。

 

大事なのは

作図の練習にエネルギーを使うことなので

重い平行定規はNGです!

 

ぼくは主要メーカーで最軽量の

コクヨ製(2.4kg)を選びました。

家から資格学校まで電車で1時間だったので

軽くて本当に助かりました。

(実際は2.4kgでも疲れます笑)

 

また、並行定規は製図試験でしか使わないので

有名なメーカーであれば安いもので充分です

 

合格したらメルカリで売りましょう!笑

 

余談ですが、フリーハンドなら

平行定規はそんなに使いません。

 

「角度をつけられる台」ってだけです。

 

ただ、猫背を防止してくれるので

疲労が軽減されます。

 

三角定規

 

平行定規と併用して縦の線を引きます。

 

クリアで厚みがある三角定規だったら

どこのメーカーでも大丈夫です。

 

三角スケール

 

スパン決めや寸法チェックで使います。

 

スパンを間違えると書き直しになるので

三角スケールの仕事は重要です…!

 

作図用紙は方眼になっているので

別に指で数えても良いですが

それよりは三角スケールの方が早いです。

 

テンプレート

 

柱とか円を書く時に使います。

 

柱はフリーハンドで書くと見苦しいので

テンプレートで書いてました。

 

製図用シャーペン

 

 

シャーペンは重要なので色々と試しました。

図面の仕上がりが決まります。

 

結論としては

0.5mm(B)0.9mm(2B)

2本持ちが最強でした。

 

  • 0.5mm:文字・家具
  • 0.9mm:壁・柱・線・植栽

 

ほぼ0.9mmで書くことで

濃くて密度がある図面になります。

 

これだけで印象がマジで良くなります。

 

0.7mmも試しましたが

0.9mmに比べたら線がショボいんですよね。

 

また、2Bの芯なら

力を入れずに線を引けます

 

製図試験は3時間もシャーペンを

握るので、手の疲労対策は必須です

 

できるだけ楽して作図しましょう!

 

※作図で手の力を使い過ぎると

記述で手がプルプルしますよ笑

 

ソフトグリップ

 

シャーペンにつけて疲労対策します。

 

製図用のシャーペンって細いので

ずっと握ると手が痛くなるんですよね。

 

これはスポンジっぽい素材で軽く握れます。

 

 

また、手汗対策としても有効でした。

 

二本指 グローブ

図面を汚さないために使います。

 

3時間も作図すると手が黒くなって

いつの間にか図面が汚れます。

 

始めはティッシュで拭いていましたが

面倒だし集中力が切れるのでグローブを

使うようにしました。

 

 

中二病っぽいですが、なんかカッコよくて

「製図スイッチ」が入る感じがしたので

ぼくは気に入ってました。笑

 

消しゴム

消ゴムは何でもいいです!

 

最近はスティック消しゴムが

人気らしいですが

使い慣れた消しゴムが一番です。

 

エスキスを練るときなんかは

大きい消しゴムがいいと思いますね。

 

試験中に落としたときのために

必ず2個以上は持っておいてください。

 

蛍光ペン

課題文のマーキングに使います。

 

キャップを着脱する時間さえ惜しいので

ノック式の蛍光ペンをオススメします。

 

フリクションが人気みたいですが、

暑いとインクが薄くなるので

ぼくは使いませんでした( ´Д`)

 

電卓

 

面積計算やスパン検討に使います。

電卓は正直なんでも良いです。

 

ぼくは家にあった電卓を使いました。

ボタンが大きい方がストレスなく使えます。

 

製図用ブラシ

 

ブラシは飾りだと思っていましたが

意外と使います。

 

消しゴムのカスをササッと飛ばして

図面をキレイに保ちます。

 

「手でやればいいじゃん」と思いますが

それだとカスの跡がつくんですよね。

 

どこのブラシでもいいので

ひとつ持っておきましょう。

 

ドラフティングテープ

 

解答用紙を固定します。

 

マグネットだとズレる心配があるので

ぼくはテープの方が安心でした。

 

ペン立てになる筆箱

試験会場の机は狭いので

ペン立てになる筆箱が便利です。

 

R2年の試験では、コロナ対策のせいで

ビックリするぐらい狭いスペースしか

使えませんでした。

 

こういった筆箱なら場所を取らないし

一目でペンを選べるので

持ち替えが早くなります。

 

A4ファイルケース

 

これはペン立てと同じ理由で

三角定規やスケールを突っ込んで

机のスペースを確保します。

 

100均に売ってるような

A4ファイルケースで充分です。

 

探しやすいようにクリア色を選びましょう。

 

まとめ

 

いかがだったでしょうか。

 

ぼくはとにかく「効率厨」なので

こんなラインナップになりました。

 

6時間30分、頭も手も酷使する試験なので

道具を探す手間は少しでも減らしましょう!

 

少しでも参考になれば嬉しいです(´∀`)

 

製図試験の基本情報はこちら↓

一級建築士 製図試験 │ 2023年 初めに知っておきたい7つの基本情報
「製図の基本情報を知りたい」「合格率ってどれくらい?」「合格するコツは?」このような疑問に答えます。この記事では、子育てをしながら29歳でストレート合格した筆者が製図試験の基本情報をご紹介します。
製図
建築士クエスト

コメント