合格発表!
2024年製図試験の合格発表がありました。
▼試験元のHP
令和6年一級建築士試験「設計製図の試験」の合格者の発表について
今年は難しかったですね
試験結果を振り返りながら、今後の受験対策などを紹介していきます。
めっちゃ難しかった
2024年の製図試験は合格率26.6%と、ここ5年間で最低の合格率でした。
特にランクⅢ・Ⅳが7割と、なんと10人に7人が採点の土俵にすら上がれていない。
難易度の高さが伺えます。
近年の傾向
ここ最近の製図試験は階数自由とか面積適宜など自由度の高い課題がスタンダード。
ぼくは2020年(高齢者介護施設)に合格しましたが、最近の製図試験は制約が少なくて難しいですね。
思考の瞬発力が求められる試験です。
本番では考えることが多く、苦しんだ受験生も多かったと思います。
時間内に完図させるだけでも大変なのに、エスキスや法チェックもするからキツイですよね。
とっつきにくい試験で悩ましいところですが、この自由度の高さは今後も続くと考えられます。
今後の製図対策
試験結果を見て個人的に重要だと感じたのは「エスキスの早さ」と「法適合」です。
法適合 : 一発合格を防ぐ
この2点が最重要。
これ以外にも作図スピードとか記述の対応力も大事なんですが、これは実習課題をこなしていけば自然と身に付くので受験生によって差がつきにくいです。
ランクⅢ~Ⅳにならない対策が最重要です。
エスキスの練習と聞くとはセンスが重要な気もしますが、実は反復練習がものを言います。
くり返し練習することで、早く正確なプランを作れるようになります。
なにしたら良いんや
どんな対策が効果的かという話ですが、資格学校の実習課題を解きまくることが王道です。
製図試験に必要なスキルを幅広く取得できる。
何もひねりがなくて恐縮ですが、結局は資格のプロに乗っかるのが一番。
本番までの間に、少しでも多くの課題をやるのが最適です。
お疲れさまでした
何はともあれ、受験された方は本当にお疲れさまでした。
限られた期間の中で大変な努力をされてきたと思います。
ここまで頑張ってきた自分を褒めて、年末年始はゆっくり過ごされてください。
来年、受験する方は落ち着かないかも知れませんが、対策は夏からのスタートで間に合います。
今は製図のことを忘れてゆっくり休まれてください。
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