
学科試験本番で
うまくやれるか不安…
本番で何が起こるかって、考えるだけで不安ですよね。
緊張感のせいで、いつもとは違うメンタルになっちゃいます。

「転ばぬ先の杖」として
ぼくの失敗談を紹介します。

学科試験本番で後悔したこと
1.ノーマーク問題に焦った
これ、やっちゃいました。

過去問にはない問題に焦りました。
例えば、R2の環境だと湿度とか熱容量とかです
・熱容量が小さい方が暖まりやすく冷めやすい
・断熱性能が高いほど暖房時の室温を高くなる
知っていれば難しくない問題ですよね。
ただ、ぼくは知識0で挑んだので焦りました。
勉強してない問題が出るとシンプルにキツイ。
ご存知の通り一級建築士ってアホみたいに広い範囲から出題されます。
過去問を解く「だけ」では応用力が身に付かない。テキストもフル活用して復習した方が良いと痛感しました。

「知らないことを減らす」
というイメージですね。
難しいですが、テキストの隅に書いてある内容までカバーできれば完璧です。
当時のぼくのように「オレは過去問をやり込んだから大丈夫!」と思っている方こそ、油断せずにテキストまで読み込んでみてください。
時間がかかりますが、確実に実力がUPします。
2.素直に解かなかった
いつもは解ける問題を深読みして間違えました。

本番の雰囲気に飲まれた。
例えばこの問題。
昼光率は建物や木に影響されます。
これ割と簡単ですよね。
ただ、ぼくは間違えていまいました。

学科試験の緊張感に飲まれて、なぜかひっかけ問題に見えたんですよね。
「本番だから、過去問より難しいはず」
このように変に深読みしてしまうと実力を発揮できないのでもったいないです。
あなたはこうならないように、迷ったときこそ素直に解いてください。
その方が絶対に後悔しません。
3.得意科目を舐めてた
ぼくは試験前1週間から得意科目(環境)の復習をサボりました。

いま振り返ると、これダメでしたね。
いくら得意科目でも、1週間放置すると記憶があいまいになります。
さっきの昼光率みたいにもったいない間違え方をしてしまうので、ホント放置はNGです。
あなたは大丈夫だと思いますが、試験ギリギリまで復習を続けてください。
自信のある科目はテキストの流し読みとかで良いので、まめに記憶をチェックしときましょう。
学科試験はマークシートなので、選択肢を一つでも潰せれば正解率が上がります。
4.新規問題に焦った
一級建築士の学科試験では新規問題が必ず出ます。

新しい問題で受験生を揺さぶってくる。嫌らしい試験です。
ぼくが受験したR2は構造でこんな問題が出ました。
たわみの公式を使います。(いや、たわみとか知らんよ…)
初めての問題だったので、見た瞬間「なんやこれ!?」と心の中で叫んだのを覚えています。
解くのに時間がかかった上に、結局分からなくてかなりペースを乱されました。

いま思えば「サッと飛ばせば良かった」と後悔してます。
新規問題の対策として王道なのは
2.キッパリ諦める
この2つしかありません。
1.持っている知識を総動員して、なんとか選択肢を潰す。
2.もし歯が立たない問題が出てきたら、サッと無視して他の問題に時間を使う。
これが無難です。
さいわい、新規問題にビックリするのは他の受験生も同じです。
なので「あ~、今年も新規きたのね」ぐらいの気持ちで落ち着いて対処しましょう。
まとめ
1.ノーマーク問題に焦った
2.素直に解かなかった
3.得意科目を舐めていた
4.新規問題に焦った
いま振り返ってみると「本番だから」と変に焦っていました。
これはダメなパターンです。
というのも、ぼくは環境がボロボロで10点しか取れませんでした。
結果的には足切りラインが下がって拾われたんですけど、解答速報見たときはマジで血の気が引きましたね。

あの時の絶望感は一生忘れないです。
資格試験では1点が合否を左右します。
本番では「いつも通り」を意識して、ぜひ平常心で臨んでください。

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