【一級建築士】新規問題は怖くない!計画の勉強法4選【学科試験】

「計画を効率よく勉強したい!」
「新規対策はどうしたらいい?」

こんな悩みに答えます。

計画は単純な暗記科目ですが新規問題が多く対策に悩みます。他の科目もあるので時間をかけたくありません。そこで今回は効率の良い勉強法4選を解説します。

 

動画での解説はコチラ

【一級建築士】新規問題は怖くない!計画の勉強法4選【学科試験】
概要計画の勉強法を解説します。計画は単純な暗記科目ですが新出問題が多く対策が大変です。油断しているとえらい目に会います。そこで今回は初受験でも分かる計画の勉強法4選を解説します。一級建築士の合格を勝ち取るためにも、この動画を見て学科試験の勉強法をマスターしてください。✅こんな方にオススメ・最短で合格したい・効率的...

とにかく暗記

計画の勉強法はズバリ暗記一択です。

他の科目とは違いシンプルですね。過去問を解いて建物名称や寸法をひたすら覚えましょう。

でも建物とか好きじゃないし覚えられるか不安…

そんな方にオススメの勉強法があります。

 

1.スキマ時間の活用

なかなか覚え辛いものはゴリ押しで攻略しましょう。カバンに問題集を常備しておき空き時間に覚えていきます。繰り返しインプットすることで効率良く暗記できます。特に計画は時間をかけずに勉強できる科目なのでスキマ時間を使って勉強するには最適です。

 

2.本質を理解する

ゴリ押しでも頭に入らない時は背景や理由といった本質を理解することが大事です。例えば日光東照宮の特徴を覚えるとします。

▶江戸時代
▶権現造り
▶本殿と拝殿を石の間でつなぐ

これでは頭に入りませんね。そこで建てられた背景を見てみましょう。

▶徳川家康を祭るために造られた
▶徳川家康を祭る本殿(神の世界)と拝殿(人の世界)を分ける空間として石の間がある。

なるほど、徳川家康を祭っている建物だから本殿と拝殿に分かれていて間に石の間があるのか。これなら覚えられそうです。少し遠回りに感じるかも知れませんが時には本質を理解することが大事です。似たような建物とごっちゃになるのを防ぎ確実に記憶することができます。

 

過去問で実例対策

計画では実例が5問ほど出ます。割と多いの過去問を解いて対策します。

でも実例って新規問題が多くて不安…

という方でも安心して下さい。新規問題はみんな解けません。よっぽどの建築マニアでもない限り新規問題に正解するのは無理ゲーです。例えば2021年の学科試験では新規問題が多すぎて、足切りが11 点から10点に下げられたほどです。こんな年は平均的も下がるので心配しなくてOKです。

それよりも基本的な問題を取りこぼさないという考え方が重要です。これには過去問で対策するのが最適です。もし新規問題が出ても選択肢を潰せれば正解する確率を上げられます。

計画に時間をかけない

はっきり言いますが計画は優先度が低いです。理由は2つです。

 

1.配点が低い
配点が20点と最も低く、計画を頑張っても総得点に影響しにくいです。なので得点を稼ぐより足切りを回避するという考え方になります。法規や構造といった配点が大きな科目に時間をかけていきましょう。

 

2.新規問題が多い
計画は新規問題が多いです。対策が難しいので深追いはNGです。

ぼくは新規対策で無駄に時間を使いました。当時、世界遺産に登録された富岡製糸場が話題だったので「絶対出る!」と思い意気揚々と覚えましたが見事に空振りでした。闇雲な新規対策は無駄な労力なので皆さんは真似しないでください。

勉強スタートに最適

計画は勉強のスタートに最適です。単純な暗記科目なので、まずは計画から始めて勉強のリズムを作りましょう。始めの作業が上手くいくとその後も集中力が続きやすいというデータもあります。その後は他の科目で味変することで飽きることなく広い範囲を攻略できます。

おまけ:計画は製図に通じる

計画では住宅や学校、病院など様々な建築を学びます。また階段やスロープといった細部の寸法も学びます。これらは製図につながる知識です。製図試験でプランを考える時に計画で勉強したことが生きてきます。今後につながってると考えれば、勉強のモチベーションを少しだけ上げることができます。

まとめ

今回は「計画のオススメ勉強法4選」について解説しました。

1.とにかく暗記
2.過去問で実例対策
3.計画に時間をかけない
4.勉強スタートに最適

少しでも参考になれば嬉しいです。

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