こんな悩みに答えます。
この記事では
2020年の一級建築士試験に
ストレート合格した筆者が
市販のテキストを徹底比較し
オススメ度を紹介します。
※ぼくは日建学院のテキストを
ボロボロになるまで使いました。
その経験から
「当時の自分ならコレを選ぶな」
という基準でランク付けしました。
はじめに:テキストは脇役
テキストは脇役です。
そもそも、学科試験の合格には
テキストより問題集の方が大事です。
問題集を解きまくることで
使える知識が身に付きます。
一方、テキストは限定的な使い方です。
▶難しさの感覚を掴める
▶情報を俯瞰的に把握できる
「まだ資格学校に行く気はないけど
難易度や出題範囲を知っておきたい」
という方にはピッタリです。
あくまでも市販のテキストだけでは
合格できないので
問題集の補助として使うのが最適です。
1位:最短合格テキスト&問題集
定価:3,520円(税込)
B5サイズ
オススメ度:★★★★★
■見やすさ :★★★★★
■解説の充実:★★★★☆
■問題の量 :★★★☆☆
■価格 :★★★★☆
■持ち運び :★★★☆☆
豊富な図解、色使いで見やすさにこだわった1冊。
一級建築士を初めて勉強する方には
最短合格テキスト&問題集をオススメします。
このテキストはとにかく見やすい。
黒くて怪しい表紙からは想像できない
初心者に優しいテキストです。
◎タイトルの文字が大きい
◎図が豊富
知識を付ける上で
テキストの見やすさは最も重要です。
また、ちょいちょい出てくる
問題もGOODです。
理解度チェックとして
各章に2〜5問+過去問一年分
の問題があります。
もちろん問題集と比べると少ないですが
テキストの付属問題としては充分です。
一級建築士の難易度を覗いてみたい方には
オススメできる1冊です。
2位:ラクラク突破の1級建築士スピード学習帳
定価:3,520円(税込)
B5サイズ
オススメ度:★★★★★
■見やすさ :★★★★☆
■解説の充実:★★★★☆
■問題の量 :★★★★★
■価格 :★★★☆☆
■持ち運び :★★★☆☆
要点解説+小問題がバランスの良い1冊。
こちらは平均的にまとまっていて
幕の内弁当みたいなテキストです。
要点を絞った解説が分かりやすいので
出題範囲を俯瞰するのに役立ちます。
一番の特徴は問題の多さですね。
各章に頻出問題があるので
とにかく問題を解きたい!
という方にピッタリです。
ミニ問題集といった感覚で使えます。
また問題ごとの重要度が分かるのも
嬉しいポイントです。
ただ「それなら問題集でええやん」
となるので2位にしました。
これ1冊で学科試験の全体像を
掴めるので初心者に最適です。
3位:スタンダード 一級建築士 2022年版
定価:3,520円(税込)
A5サイズ
オススメ度:★★★★
■見やすさ :★★★☆☆
■解説の充実:★★★★☆
■問題の量 :★★★★★
■価格 :★★★☆☆
■持ち運び :★★★★★
基礎から過去問までコンパクトにまとまった1冊。
他より小さいA5サイズなので
カバンに入れても邪魔になりません。
常に携帯して読みたい方にはピッタリ。
ただ黒文字ばかりで単調です。
もろ主観ですが、ぼくは読む気がしませんでした。
明らかに他と違うメリットは
3年分の過去問が収録されている点です
3年はめっちゃ多い。
過去問を解いて一級の難易度を体感したい
という方にはオススメです。
※2023年版は未販売です。
(2023/4/6時点)
4位:一級建築士受験スーパー記憶術
定価:2,860円(税込)
B6サイズ
オススメ度:★★★
■見やすさ :★★★★★
■解説の充実:★★★★★
■問題の量 :★☆☆☆☆
■価格 :★★★★★
■持ち運び :★★★★☆
「ゴロ合わせ」の記憶術に特化した1冊。
珍しいテキストです。
膨大な量を記憶するために
ゴロ合わせを活用しよう!
という内容の書籍です。
1192年→「いいくに」作ろう鎌倉幕府のように
うまくいけばサクサク覚えられますが
クセが強いので4位にしました。
まずは立ち読みして
好みに合うなら有りですね。
おまけ:資料請求なら0円
最後におまけですが日建学院に資料請求すると
タダでテキストをくれます。
(調べたところ総合資格はやってませんでした)
タダってありがたいですよね。
正直、内容は物足りないですが
とにかくコスパが良い。
問題も収録されているので
サクッと難易度も掴めます。
一級建築士の世界を覗いてみたい方は
資料請求されてみてはいかがでしょうか。
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